がんの予防
2017年12月14日 11時37分30秒 (Thu)

がんの予防には生活習慣を改善する「一次予防」、検診による早期発見・早期治療による二次予防があります。 かつては国立がんセンター(現在の国立がん研究センター)が、がんの予防への提言として1978年に「がんを防ぐための12ヶ条」を提唱していました。
その後の研究成果をとりいれて2011年に、がん研究振興財団が「がんを防ぐための新12か条」を提言しています。
旧12ヶ条は一次予防への提言ですが新12ヶ条は一次予防・二次予防の両方の提言をしています。
「がんを防ぐための新12か条」 青字:新しく加わった項目
1.たばこは吸わない
2.他人のたばこの煙をできるだけ避ける
3.お酒はほどほどに
4.バランスのとれた食生活を
5.塩辛い食品は控えめに
6.野菜や果物は不足にならないように
7.適度に運動
8.適切な体重維持
9.ウイルスや細菌の感染予防と治療
10.定期的ながん検診を
11.身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
12.正しいがん情報でがんを知ることから
まず一次予防として日頃から以下の項目を実践するといいです。
「禁煙」新12ヶ条 1・2
「節酒」新12ヶ条 3
「食生活」新12ヶ条 4・5・6
「身体活動」新12ヶ条 7
「適正体重の維持」新12ヶ条 8
「禁煙」
たばこの煙には発がん性物質が含まれる。
「節酒」
適量の酒は、胃腸を適度に刺激し、食欲を増進させる。また善玉コレストロールを増加させ、動脈硬化を防ぐ作用があるが、アルコールが体内で代謝される際に生じるアセトアルデヒドにも発がん性があるため過度の飲酒はがんのリスクを上げることになる。
「食生活」
緑黄色野菜はがんのリスクを下げる。
食塩の摂りすぎはがんのリスクが高くなる。
動物性脂肪を多く摂るとがんのリスクが高くなる。
「身体活動」
身体活動量が高い人ほど、何らかのがんになるリスクが低い。厚生労働省は18歳から64歳の人は、歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分行うこと、それに加え、“息がはずみ、汗をかく程度の運動を毎週60分程度行うこと”を推奨しています。65歳以上の高齢者については、“強度を問わず、身体活動を毎日40分行うこと”を推奨しています。
「適正体重の維持」
肥満度の指標であるBMI値が男性は21~27、女性は21~25が、がんによる死亡のリスクが低い。太りすぎも痩せすぎもよくない。
BMI値=(体重kg)/(身長m)2乗
日頃から以上の5つの健康習慣を心がけて実践することで、がんになる確率を低くしていきましょう。
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