寿命わずか1日の細胞。
2017年12月19日 6時32分06秒 (Tue)

細胞の寿命は、細胞の存在する場所によって、さまざま に異なります。心臓をつくる心筋細胞のように、生まれて から死ぬまで一生変わらないものもあれば、一方で血液中 の赤血球は約120日で死んで、新しい細胞と入れ替わりま す。白血球のうちリンパ球はT細胞が4~6ヶ月、B細胞が 2日~2ヶ月です。皮膚の細胞は約1ヶ月で入れ替わりま すが紫外線を浴びると短かくなります。
では、細胞の中で一番寿命が短い細胞は何でしょうか? それは、小腸の絨毛(じゅうもう)にある栄養吸収細胞です。 その寿命は、なんと1日。なぜこれほどまでに短命なのか というと、常に若い細胞でいることで、瞬時に栄養素を取 り込む力を維持するためです。役目を終えた細胞は小腸内 ではがれ落ち、新しい細胞が下からせり上がり次々と入れ 替わっていきます。めまぐるしい新陳代謝によって小腸は 強い吸収力を保ち続け、私たちの命を支えています。
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