尿の色でわかる今日の体調

2018年8月2日 12時24分49秒 (Thu)

img_20250907-134808.png
 
 私達が一日に排出する尿は少ない人で700mlから多い人で3000mlの尿を排出しています。ある日、赤い尿(血尿)が出たら驚きますね。痛みを伴うときは、膀胱炎や結石が考えられますが、痛みを伴わないときは、腎・尿管・ 膀胱の腫瘍(がん) が考えられ ます。 茶色い尿は、肝臓の病気の可能性、透明な尿・泡立ちのよい尿は糖尿病の可能性があります。薬などの影響で茶色、白、黒、緑、オレンジ色、赤、黄色になる場合もあります。変色が続くようでしたら一度検査を受けてみましょう。

黄色(正常)
赤血球を分解してできる老廃物であるウロクロム(ウロビリン)に由来します。黄色の濃度は、体内に含有される水分量により変わります。体内に水分が溜まっていた場合、尿は凝縮されウロクロム量が増えるので、より濃い色になります。

茶色(濃い黄色)
肝臓や腎臓に問題があるのかも?しかし、抗生物質や抗マラリア薬のように、尿の色を濃くする薬はたくさん存在します。また、そら豆やアロエ、ルバーブをたくさん食べても、尿の色は濃くなります。

オレンジ色
ニンジンやジャガイモのような、ベータカロチンを豊富に含む食品や、ワーファリンのような抗凝固薬を摂取すると、尿はオレンジ色になります。また、尿路感染症の治療薬を使うと、尿は鮮やかなオレンジ色になります。

赤(血尿)
上記にも書いたように痛みを伴うときは、膀胱炎や結石が考えられますが、痛みを伴わないときは、腎・尿管・膀胱の腫瘍(癌)が考えられます。


シュードモナスというバクテリアに感染することにより、緑の尿が出ることがあるが、緑の尿は、たいていは薬の副作用です。麻酔薬としてよく使われるプロポフォールが肝臓で分解される時に生じる物質の1つが緑色であり、それが尿に排泄されるのです。余談ですが2009年マイケル・ジャクソンの死亡原因がこのプロポフォールの過剰投与によるものとされています。


膀胱炎・腎結核の可能性もありますが、ほうれん草やバナナなどのシュウ酸を多く含むものや、脂身の多いお肉などを食べ過ぎると、尿の中に脂肪分が含まれて白く濁ってしまうのです。


赤と同じですが、まれにアルカプトン尿症という症状の人が、特定のアミノ酸を分解する酵素が足りず、ホモゲンチジン酸が過剰に蓄積され、これが尿として排泄されると空気に触れて黒くなることがあります。

いずれも、継続してでるようでしたら検査を受けましょう。